Y様の建築地である団地は、けっこう特殊?で、調整区域内なのに団地です。
逆を言えば、団地なのに調整区域なの・・?っていう土地柄です。
ゆえに、建てるまでにかなりややこしく、確認申請が降りるまでに時間とクリアー
しなければいけない事項が沢山ありました。
このような理由で地鎮祭より期間がかかり、やっと確認申請が降りたので、
その図面を基に会議を開きました。
と言うのも、今回のY様のプランはメインディッシュである「ガラス張りの吹き抜け」
があるからです。
今までにも弊社のシンボルの1つとでも言うべき、この強化ガラスはデザインに
盛り込みバージョンPを代表するように多用してきましたが、全て外部でした。
しかし、今回は居室に面する部分になるため、
今までと同様に「風力」+「強度」だけでなく、「断熱性」が必要になります。
すなわち、「強化ガラスのペアガラス」を特注しなければなりません!
加えてペアガラスにするという事は、「重量」+「厚み」が変わる事を意味します。
また、居室という事で、「雨じまい」という事も考えなければいけません。
と書くと、なぜ今頃?という突っ込みがありそうですが、
もちろん、プラン段階である程度の打ち合わせをして、出来る事は確認してから
プラン提出をしておりますが、細部(納まり)等は正式な図面ができ、プレカット図が
できてからでないと不可能な事項ですので。
弊社でも初めての試みですが、特殊事項ですので慎重にかつ、万全を期すために
弊社現場責任者・建築士・プレカット担当者・ガラス担当者にお集まりいただき、
会議をした次第です。
「重量」+「厚み」を加味し、デザイン性(私の拘り)を
損なわないようにはどうしら良いか、全員真剣です!
弊社現場責任者・建築士・プレカット担当・ガラス担当
との会議の様子
完成イメージパース
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長文で申し訳ないですが、もう1つ日頃から感謝する事項が!
前から気付いていて書きたかったのですが、
なかなか書く事ができず、補足みたいで申し訳ないのですが
お礼を書かせてください。
昨日も事務所を出たのが深夜0時50分。
普通「こんな夜中まで働いているのは自分だけ?」と卑屈になりそうですが、
昨日も、0時30分を回ってからFAXが続々流れてきました。
「見積もり依頼をしていた見積書」です。
普段、職人さん達は「昼間に肉体労働をしていて、夜は晩酌をして早く寝る」と
思われる人も少なくないと思いますが、少なくとも各職種の親方(経営者)は違います!
親方は口に出して普段、言われませんが
「昼間は肉体労働をして、夜はデスクワーク」と頑張っている事は私は知ってますよ!
「そんな職人さん達に支えられて、弊社があるんだ!」という事を
私をはじめスタッフにも、もう一度認識してもらい、
「身を引き締めて頑張ろう!」と思います!
協力業者の皆様、本当にありがとうございます。
K.Kawasuji
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